言葉工房トムより年頭のご挨拶(2025年)~年頭挨拶文の例文としてもご参考に~

言葉工房トムより年頭のご挨拶(2025年)~年頭挨拶文の例文としてもご参考に~

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
2025年が明けて、本日で5日目。ここ知多半島は、美しい青空の日が続いています。
明日が仕事始め、年頭挨拶文を考えねばという方も多いのではないでしょうか。
先日投稿しましたコラム「社長の年頭挨拶文って何を書けばいいの?~構成・内容・書き方について」の実例という役割も担わせながら、本年の言葉工房トムの年頭挨拶を書きました。参考にしていただければ幸いです。

コラムを通して自分の価値が明確化した2024年

コラムを通して自分の価値が明確化した2024年

昨年も多くの方に言葉工房トムのコラムを読んでいただき、ありがとうございました。2024年は、コラムへのアクセス解析を通して、自分の価値=お客様に望まれていることがより明確化した1年だったと感じます。

コラムは「中小企業のPRに役に立つこと」をテーマに、基本的に月1本書いています。(もちろんAIには頼らず、純度100%で私の脳みそからの文章生産です・笑)。その中で、2024年2月に掲載した入社式の社長挨拶についてのコラムが、4月1日をピークに大バズリ(当社比)しました。

全国で入社式が行われる4月1日、入社式コラムへのアクセスは約1400件。その日を含む半月間でのべ約5600人もの方に読んでいただきました(3月19日~4月2日)。「社長」「入社式」「挨拶」などの検索ワードからの表示も1位~3位あたりと上位で表示され、それはピークの過ぎた今もあまり変わりません。

ほかにも、8月には周年挨拶文の書き方、12月には年頭挨拶文の書き方をテーマにコラムを書きました。一昨年書いた、ホームページに掲載するための社長挨拶文についてのコラムも含め、中小企業の社長さん向けの「挨拶文の書き方」コラムは、総じて他のコラムよりもアクセスの伸びが良かったです。

そこから、全国の社長さんが「挨拶文」に悩まれていることがよく分かりましたし、コラムを読んでくださった後で、挨拶文制作の依頼にもつながりました。読んでくださった皆さん、また取材&文章制作をご依頼くださった方々、ありがとうございました。

2025年は「社長挨拶文」「コトバタントウ」に注力します!

2025年は「社長挨拶文」「コトバタントウ」に注力します!

社長挨拶文について
上記のような2024年の結果をふまえ、2025年に力を入れていきたいことは2つです。ひとつは「社長挨拶文」。コラムでもまた取り上げていきたいなと思いますので、「こんなシーンでの社長挨拶文について、書き方を知りたい」というご希望があれば、皆さんぜひ教えてくださいね。

もちろん「自分で書くのが難しい」という方のためには、インタビュー取材+文章制作をさせていただきますので、いつでもご相談ください。私は、社長さんのお話をお聞きして、それを“伝わる”ように文章にするというこの仕事が、本当に本当に大好きです。本年もたくさんこの仕事ができたら嬉しいです。

余談ですが、入社式のコラムへのアクセスでは、入社式当日と思われる4月1日の朝にアクセスが集中したので、実はそれを見ながら「今から挨拶を考える社長さんが多いんだろうか。入社式は午後からなのか? 間に合うんだろうか…」などと、無駄にこちらがドキドキしていました。ギリギリにコラムを読まれる社長さんが多すぎます(笑)。読んで、しっかり活用いただいたら本当に役に立ちますので、ぜひとも今年は早めに取り掛かっていただけたらと思います。

コトバタントウ

コトバタントウについて
そしてもうひとつ、「コトバタントウ」をもっと皆さんにご利用いただきたいと思っています。「あなたの会社の“言葉担当(コトバタントウ)”は、言葉工房トムにお任せ」というメニューで、一番大きな特徴は、月に1回訪問&その場で制作をするということです。

現在は2社様にご利用いただいており、「毎月ブログ記事を1本制作が基本。ほか必要なものがある時はそちらを制作(チラシなど)」「ブログ記事の制作と手描きのニュースレター制作を隔月で」という形で、それぞれ行っています。

「コトバタントウ」の一番良いところは、毎月お話をお聞きするので、その企業の根幹にある想いや核になる価値がどんどんはっきりしてくること。これは1回でのお付き合いでは、なかなか難しいです。なのでどんな切り口で記事を書いても、大切なところがブレることがなくなりますし、お客様側にとっては、同じことを何度も初めから言わなくても、理解されている上で話ができるというメリットもあります。

そしてブランディングライターであり中小企業診断士であるという私自身の価値を、最も発揮できるメニューのひとつだと感じています。お客様の強みや足りないところを一緒に探し、魅力を伝わる言葉にかえて、発信方法を考え、その場で作っていく。自社の中でPR担当を専任で雇うことが難しい中小企業様ほど、それを外部の言葉工房トムにお任せいただけたらと思っています。

言葉工房トムは私1人だけなのであまり馬力が無いものの、2025年はあと2社程度ご利用が増えたら嬉しいなと思っています。興味のある方はぜひご相談くださいね。

「コトバタントウ」の紹介はこちら

「旅する言葉屋さん」にも、憧れます

ナミビアにて
2003年1月、ナミビアの砂漠にて。約3ヶ月で地球一周した、ピースボートの船旅で。いつかまた…!

ところで、コラムを読んでくださっている皆さんは、どんな趣味をお持ちですか。私の趣味は「旅・カフェ・散歩」です。カフェや散歩は家の周りで普段から楽しんでいますが、今年は下の子も高校生になるので、今まで家族のために自粛してきた分、いろんな場所にひとり旅に出られたらなと思っています。

行ったことの無い都道府県もまだまだ多いので、春に中3娘の受験が終わったら、まずは日本国内から出かけてみたいです。旅先に、素敵なカフェと景色があれば、それだけでかなり幸せ。おすすめの旅行先などありましたら、教えていただけたら嬉しいです。

いつか「旅をする」ということと「言葉のお仕事」が、うまくひとつになったらいいなという漠然とした憧れももっています。その一歩目として、全国の社長さん、社長挨拶文制作のお仕事で呼んでくださいませんか! オンライン取材も良いですが、リアルだからこその魅力は間違いなくありますよ。せっかく行くなら、社長さん何名かで一気に呼んでいただけましたら、交通費もお値打ちに!? 商工会議所さん、商工会さんあたりでとりまとめいかがでしょうか。

もちろん旅の魅力記事も書けますので、トラベルライター的なお仕事もOKです! しっかり読み物的な、長めの記事もお任せください(松本ひとり旅の記事はこちら)。私は、住んでいるまちで、創業・企業成長を支援する施設で事業企画コーディネーターもしていますので、まちづくりや産業人材創出のご相談にものれるかも…いけない、いけない、年頭挨拶文から妄想が広がり過ぎました。こんな夢ももちながらやっています。機会がありましたらぜひ、あなたのまちにも呼んでくださいね。

AIでは代われない、「あたたかさ」を感じる文章を

AIでは代われない、「あたたかみ」ある文章を

昨年、自社サイトのコラムを読んでお仕事をご依頼いただいた中で、ある方から嬉しい言葉をいただきました。「なんてあたたかい文章を書かれるんだろうと感じ、お願いしたいと思いました」と。実は「あたたかい文章を書く」というお褒めの言葉をお聞きしたのは、これが初めてではなく、何度か言われたことがあります。

とてもありがたいお言葉なのですが、不思議でもあります。取材後に文章を書く時は、その方の表情や口調なども思い出しながら、しっかりと想いに寄り添ってパソコンに向かいます。その文章があたたかいと感じられるということは、私がお会いする人がみんな、あたたかい人だから、それを自分にコピーしているのかもしれません。お客様がもっている「あたたかさ」を取材でうまく引き出せているのだとしたら、それはそれで嬉しいことです。

生成AIの進化で、ライターの仕事はなくなるのではないかと言われることもあります。けれど読んだ人が感じる「あたたかい」という印象は、AIが得意な膨大な言葉の蓄積からだけでは出してこられないはず。しかも言葉ひとつひとつや理屈ではなく、総じて感じる「あたたかさ」こそが、社長挨拶文では特に大切なものであり、伝わるべきものなのでは。それが自分の文章にあるのなら、そしてそこに価値を感じる方がお仕事をご依頼くださるなら、本年も良いお仕事が続けていけそうです。

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始まったばかりの2025年。新しい365日が、皆さんにとって幸せなものでありますように。そして皆さんの事業に、少しでも言葉工房トムがお役に立てますように。「どんな出逢いが待っているかな」とワクワクしながら、本年も進んでいきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

2025年1月5日
言葉工房トム 代表 田代涼子

半田商工会議所「ゲッポウ」2025年1月号
所属している商工会議所の会報誌。2025年1月号の表紙&インタビューに取り上げていただきました。記事はこちらから読めます

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